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「相続はまだまだ先の話。そもそも、どれだけの財産が遺せるかわからないのに、誰に何を遺すかなど、現時点では決められない」――そんなふうに考えて、相続のことを棚上げにしている人は少なくないだろう。

しかし、遺産というのは「遺す」のではなく、「遺ってしまう」もの。相続が発生する“Xデー”がいつ来るかわからないのだから、その「遺ってしまう遺産」の状況は知る由もない。いくら先延ばしにしたところで、「現時点では決められない」のは同じこと。遅きに失する恐れすらある。そんなタイミングを計るより、できるだけ早い機会に一考したほうがいい。なぜなら、相続を視野に入れた資産管理ができるからだ。

これをしておかないと、相続人の間で思わぬ揉め事が起こったり、相続税に関するさまざまな恩典を受けられず遺族に重い負担をかけたり、遺言がないために相続人に分割方法を任せることとなり、結果として、自分の思いをカタチにして遺すことができなくなる可能性が高いのだ。

もちろん、これからの人生で資産の状況は変わるだろう。相続に対する自分自身の思いにも変化が生じるかもしれない。でも、そうした場合は適宜見直せばいいだけ。変化に応じて柔軟に対応することで、常にベストな相続を準備しておくことは可能だ。時期尚早と棚上げにするよりずっと、現実的な対策が打てるのだ。



 
  
とはいえ、いざ相続を考えようとしても、「どこに何を相談すればいいのか」と戸惑う方が大半だろう。その力強いサポーターになるのが、遺産の確認・確定から財産目録の作成、不動産や有価証券・預貯金の名義変更、不動産の処分、遺言書の作成に関する相談、遺言書の保管、さらには、相続が起きた場合の遺言の執行など、相続に関わるさまざまな提案・手続き・処理を行う信託銀行だ。

「これから遺言書を作成される場合、私たちがまず手がけるのは、財産の健康診断です。預貯金はもちろん、不動産や有価証券など財産額についてだいたいの総額を出して、今現在のイメージをつかんでいただきます。その上で、どういう承継をしたいのかをお聞きして、その思いを映すカタチで、相続を視野に入れた資産管理をご提案します。

 
  
とくに不動産を複数お持ちの方は、遺言書がないと大変。遺産分割協議で個別に分けることができなければ、すべての不動産を法定相続分通りに分割することになりかねません。と言っても、不動産は分割が難しい。売却を前提に相続人全員で共有するなら現金化して分割することも可能ですが、そうでなければ相続人の間で売りたい・持ちたいと意見が分かれたり、共有のままにしておくと、将来、それぞれの相続人に相続が発生して10~20人の共有財産になったりなど、後々困ることが多いのです。その点、遺言書があれば、ご本人の意思を反映して個別に分けられます。

また、企業オーナーがもたれている自社株も大変です。自社株が、全体資産に占める割合が高いと、事業承継者以外の、経営にタッチしない相続人が所有する株の割合が増す場合もあり、経営に少なからぬ影響が出ます。そうならないためには、自社株の評価額を合法的に下げるとか、不動産投資をして事業承継者以外の人に遺す財産を増やす、といった対策が必要です。当社にご相談くだされば、そういう相続を見越した資産形成のお手伝いもさせていただきます」

と語るのは、みずほ信託銀行池袋支店プライベートバンキング室・田中浩二室長。相続発生前に信託銀行というサポーターを持つことで、理想的な相続の実現に向けての資産の運用及び管理――どういう資産をどんな形で所有し、運用するのがベストかまでアドバイスするのが信条だ。

世間一般、自分で自分の財産を把握していない人は多い。それを洗い出して、相続を睨んだ現実の対策に置き換えていく。そこに、守備範囲の広い信託銀行ならではの強みが発揮されると言えよう。



田中室長は「財産に関わる相談なら、様々なことにお役に立てます」と胸を張る。たとえば、「不動産の相場を教えて欲しい」という1本の電話から、顧客さえ気づかなかった相続ニーズを引き出し、非常に喜ばれたこともあるという。

「その方は親子で不動産を所有し、駐車場として利用されていました。よくよくお話を聞くと、その土地は相続が発生したときの納税用に確保しているとのこと。それで、売るといくらくらいになるのかをお知りになりたかったようです。ただ、そこは非常に価格が高い土地。もちろん、売却すると税金がかかりますが、それでも相続税の納税用に持っているより、売ったほうが得策だと判断できました。そこで売却して現金化することをお勧めしたのです。納税資金はその後、いろいろな金融商品の運用、もしくは管理しやすい別の物件への投資をする中で確保していきましょうということでご理解いただき、目下、遺言書の作成に入っています」

このように、きっかけはどんな相談でもOK。必要に応じて、相続も睨んだアドバイスをしてくれる。

もちろん、相続発生後の遺産整理業務も信託銀行の守備範囲。煩雑な手続きを、働き盛りで忙しい相続人に代わって引き受けるほか、相続税の仕組みの説明を含め遺産分割協議の前提になる資料の提供を行っている。

「池袋支店プライベートバンキング室は、フロントと呼ばれる営業部隊が私を含めて5名と、遺産整理業務を行うミドルバック3名を中心に、計11名の布陣。明るく、まじめで、若い信託マン揃いです。加えて、本店のコンサルティング部や不動産部門などとの連携も強固。何よりもお客様とのコミュニケーションを大切にし、思いに沿う親身なご対応ができるよう、全員が一致団結して日々研鑽を重ねています。とくに近年は、不動産を含む財産の相続に関する案件が増加の一途。生涯かけて築いた大切な財産を、ご家族みんなで分かち合い、その幸せに役立てて欲しい一心で業務に取り組んでいます。今後もますますコンサルティング力に磨きをかけ、ベストな提案をしていきたいですね」



 
 
銀行名みずほ信託銀行
TEL0120‐087‐555
受付時間
平日/9:00~17:00
土曜/10:00~17:00
(日・祝日・銀行休業日を除きます)
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