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モータースポーツが優れたクルマを生み、育み、そして鍛え上げる。世界の多くの名車はそういう歴史を辿ってきた。GT-Rもまた、もともとはサーキットで生まれたクルマの血脈を引いているし、その中にはレーシングカーそのものの骨格と筋肉、そして強力な心臓を秘めている。
だからといってこのクルマは乗り手を選ぶような荒々しい機械でもなければ、手に負えないようなじゃじゃ馬でもない。これらの荒ぶった機械を、徹底した洗練性によって見事にカバーし、誰に対しても大きな間口を開いている。それこそ21世紀の高性能車像だろう。
この種の、レーシーでありながらもリファインされたクルマを、自動車好きの若者に占有させておくことはない。毎日バリバリ仕事をこなしていく先端のビジネスエリート、さらには第一線を退いて落ち着いた日々を送ろうとしているような人々にこそ乗ってもらいたい。
現代のビジネス戦線で先頭を走っているような人々の多くは、もはや黒いリムジンの後席にふんぞり返ってはいない。反対に、自ら高性能スポーツカーのステアリングを握り、積極的に動くことによって情報社会を疾駆していくべきである。現代のエリートが求めるのは馬車ではなくて駿馬なのであり、豪快かつ刺激に満ち、さまざまな情報回路も備えたGT-Rこそ、まさにうってつけの仕事の足になる。
その一方で年配のカップルにもこのクルマは似つかわしい。優れたスポーツカーというのは、むしろ大人のフォーマルな乗り物でもある。
子供が独立し、再び二人だけの家族となり、俗世間からも多少距離を置いて自分自身の時間をじっくり味わうようになった人々に、高性能スポーツカーは意外と似合う。自由気儘にゆっくり流れる時間を楽しむ人にとって、GT-Rは生活の素晴らしい伴侶になるはずだ。
もちろん480psのV6と6速デュアルクラッチ式変速機を使いこなし、トランスアクスル4WDを駆使するなら、ニュルブルクリンクで楽に8分を切れるし、常時300キロを維持するのも可能である。だが同時に、女性でも年配者でもそれなりに乗りこなせるし、それなりに奥行きの深い世界を味わうことができる。確かに乗り心地は堅いかも知れないが、決して荒々しくはなく、適度な緊張感と刺激を与える。最新のハイテクが、その裏で緻密にサポートし、同時に安全性も与えているからなのだ。
サーキットから生まれたDNAと最新の電子技術が見事に合体したことによって、超高性能でありながらも驚くほど乗りやすく安全になったGT-Rは、これまでのスポーツカー像を一気に覆そうとしている。
問い合わせ
日産自動車お客さま相談室
TEL
0120‐315‐232
URL
http://www.nissan.co.jp/GT-R