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ピエール ルイジ ロロ ピアーナ氏とラウラ夫人 画像 セルジオ ロロ ピアーナ氏とマリア ルイーザ夫人 画像
ピエール ルイジ ロロ ピアーナ氏とラウラ夫人 画像 セルジオ ロロ ピアーナ氏とマリア ルイーザ夫人 画像
同社共同最高経営責任者兼会長 ピエール ルイジ ロロ ピアーナ氏とラウラ夫人。
ロロ・ピアーナ社共同最高経営責任者兼副会長セルジオ ロロ ピアーナ氏とマリア ルイーザ夫人。


Villa Medic 画像  
Villa Mediciで開かれたビキューナに関するプレス発表会。ブランドコンセプトに賛同するジャーナリストが世界中から集まった。
 
  
時代が移り変わっても古びないスタイルがある。その源を追求していくと、最高級の素材とブランドが代々受け継いできた、ものづくりへの強い信念にたどりつく。

5月中旬のある日、イタリアのローマで開かれたカンファレンスで、そのことを改めて知らされることになった。その日…。膨らむばかりの期待感を抱いて会場入りすると、そこはまるで中世の城のようだった。

ルネサンス期にフィレンツェの実質的な支配者として君臨したメディチ家の栄光が見えるような大広間と広大な庭。世界各国からおよそ50名ほどのジャーナリストや業界の人々、主催者側の人々などがそこに集まり、カシミヤを超えると言われる素材「ビキューナ」への興味を募らせていた。

しばし大広間でウエルカム・ドリンクを楽しみながらビキューナの原糸やその糸で編まれた作品の数々に触れ、改めてその心地よさを実感した参加者は、室内へと誘導された。

主催者からの一通りビキューナ関連事業のレクチャーが終わると、質疑応答。「ビキューナ事業と自然との共存をいかにして成立させているのか」「現地の人たちとの摩擦はないのか」「毛を刈られたビキューナの寿命は縮まないのか」「採算ベースはどのラインか」「稀少な素材とはいっても価格は高すぎないか」など、主催者は各国の敏腕ジャーナリストから質問攻め。それでも一つひとつに真摯に答える主催者の姿が印象的だった。

  ビキューナ 画像
  
さて、そのビキューナとは何なのか―。「The Princess of the Andes」(アンデスの王女様)と呼ばれるビキューナは、その名にふさわしい誇り高い姿が印象的だ。

スレンダーなボディ、長い首、小さな頭、つぶらだが光を湛えた瞳、首の下から垂れる白いポイント毛が見事だ。およそ体長1m・体重50kg。キャメルやこぶつきラクダに近い種と言われる。

ペルー、ボリビア、アルゼンチンなど南米の高地(標高4000~6000m)に暮らす草食動物だ。2年に一度しか刈り取れないこの貴重な原毛はカシミヤよりもベビーカシミヤよりも細くしなやかだ。ちなみに毛髪1本が30μ、カシミヤは15から14μ、ベビーカシミヤは13μ、ビキューナは12μである。(※)

ビキューナ コート 画像  
 
世界最稀少のビキューナを素材とするコート。品格と着心地の良さを併せ持つ。
 
 
  
夢の糸、いや神が使わした高貴な糸。古代インカ帝国では、王族だけしか使うことを許されていなかったというほどの価値を持つ糸である。

ビキューナの美しいボディから生まれた最高級の素材。それを用いて作られたニットやコート。

そこにはかつて体感したことがないような柔らかさがある。

皮膚はその感触に一瞬驚き、やがて自然にもう一枚の皮膚として受け入れるだろう。

魔術のような、しかし確かな人間技でこの素材を大切に育みながら、時代を超えたスタイルを提案する。

そのブランドこそ「ロロ・ピアーナ」。頑固なまでに誇り高い一族だからこそ6世代にもわたってブランドの価値を維持できたのだろう。
※※ロロ・ピアーナ社が提供する場合の数値。

         
 
稀に見るクオリティを誇るウール、カシミヤ、ビキューナを編むロロ・ピアーナ社は今も創立当初と同じ場所を本拠地に一族の歴史と伝統を守りながらものづくりを続ける。そこから生まれる製品にこめられたメッセージは、「時代を超える、妥協なきクオリティ」である。すべてのアイテムが、「特別でいて控えめ」だ。
  ビキューナ 画像   カシミヤ 画像   カシミヤ 画像  
   ビキューナの原毛 世界最高の繊細さを誇るカシミヤの原毛