2人の料理人が生みだす、『革新の一皿』
2008年、友好150周年を迎えた日本とフランスを記念し、「ベージュ アラン・デュカス 東京」では、日仏文化交流「ランデヴー~日本料理名との饗宴」を開催した。3回にわたって、「ベージュ アラン・デュカス 東京」のシェフ、ジェローム・ラクレソニエール氏と、日本の素晴らしい料理人とのコラボレーションメニューが提供されたのだ。
大好評のうちに終わったこのイベントが、今年もまた開催される。第1回目となる「美山荘」の中東久人氏とのコラボレーションはすでに行われ、盛況のうちに幕を閉じた。
第2回目となる今回も、8月16日(日)~8月20日(木)の昼・夜5日間にわたって、スペシャルメニューが登場。ジェローム氏とこのメニューを創りあげるのが、伝統の継承に敏感な京都の人々の舌をうならせてきた名店『祇園さゝ木』の佐々木浩氏である。
「主張をすることが文化の基本となっているフランスの方とは少し違い、ジェロームさんは“聞く耳を持っている人”ですね。良きパートナーとして仕事を進めています」。8月16日を目前に、メニュー考案のパートナーであるジェローム氏について、佐々木氏はそう語ってくれた。ジェローム氏も、「佐々木さんの素材の価値を引き出すような作り方は、自分とも、アラン・デュカス本来の哲学とも共通している」とコンビネーションのよさを感じていたようだった。
「当たり前の話ですが、2人とも美味しいものを作ろうという目標は同じ。その当たり前を楽しみながらイベントを成功に導きたい。」と意気込む佐々木氏と、「僕もそう。料理人の楽しみは自分たちの作ったもので、人々を楽しませること。2人で楽しみながら、結果的にお客様を楽しませたいですね」というジェローム氏が生みだす一皿がどのようなものになるのか?
そのヒントは、「今回は、和食とフレンチの料理をそれぞれ交互に出すのではなく、2人が一皿を一緒に使った料理を出したい。それが本当の融合だと思う」という佐々木氏の言葉にあるようだ。互い伝統と技術を融合させた2人の料理人が生みだす、『革新の一皿』を是非堪能していだだきたい。
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